国民生活センターの相談窓口

国民生活センターとは

国民生活センターとは、欠陥商品や悪質サービスで被害を受けた際、その相談や対応にのってくれる組織です。
現在は、消費者庁の管轄下にあり、独立行政法人です。
国民生活センターとは、国民生活の安定・向上に寄与する機関と定められています。カバーする対象は、商品やサービスなど消費生活全般におよんでいます。

         

相談を受けるだけでなく、要請があれば情報の提供を行うほか、調査研究も手がけている研究機関としての一面もあります。最近の成果では、いま大評判の水素水に「クロ」判定をつけたことは、記憶に新しいところです。
2009年から、国民生活センターとは「重要消費者紛争」を扱う機関ともなったことは大きな前進といえます。必要だと判断されれば、法による解決の手続きもとれるようになり、消費者にとってますます頼もしい味方へパワーアップしています。

水素水に対する国民生活センターの対応

国民生活センターが水素水について、効果がないと発表したことは、大きな衝撃をもって受け止められた模様です。
健康にいいと大評判の一方、効果に疑問をもつ声は以前からあったのですが、消費者庁管轄下の国家機関からの公式発表だけあって説得力が違います。
調査・研究の結果、2016年12月15日、国民生活センターは水素水の効果を否定するコメントを公表したのです。
こうした働きは、「国民の生活を守る」同組織の本来の役割を果たしたといえるでしょう。

         

国民生活センターの相談窓口

モノでもサービスでも、商品者として被害を受けたと明らかになった時点で、国民生活センターの相談窓口へ即telが新たな消費生活スタイルです。専門の相談員が、公正な立場でアドバイスを与えてくれるのがメリットです。
国民生活センターの相談窓口として、2015年7月より「消費者ホットライン」が開設されています。電話番号は、局番なしの「188(いやや!)」番で、もよりの相談窓口へつながる仕組みになっています。
ただ、国民生活センターの相談窓口は、相談が殺到してつながりにくくなることが多々あります。つながりにくい場合、03-3446-1623番の「平日バックアップ相談」で相談に乗ってもらったほうが、話は早いかもしれません。また、「国民生活センター お昼の消費生活相談」という電話相談が平日の11時〜13時に開設されています=03-3446-0999

         

国民生活センターの相談窓口では、本当に消費生活全般について相談を受け付けてくれます。だまされたほうが悪いなどと勝手に考えて泣き寝入りせず、消費者の権利を行使することは、世の中のためにもなることです。各地の国民生活センターの「お問い合わせフォーム」(開設していない市町村もあります)を使ってネットで相談することもできますし、通報や情報提供だけならば「消費者トラブルメール箱」というメールフォームで連絡することもできます。

国民生活センターの相談窓口はこちらから。各地の国民生活センターの連絡先も地域名から一覧を閲覧できます。=リンク

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