ボルダリングの服装
ボルダリングは、ロッククライミングのカジュアル版のように思っている人が多いようです。人工壁ではとくに本格的な重装備は場違いにみえ、普段着に近い服装で望む愛好家がじつに多いのです。
ボルダリングに適した服装は、動きやすさが一番のポイントです。上はTシャツ、下はハーフパンツが定番で、人工壁の施設ではシューズの貸し出しも行っています。
ボルダリング初心者は、ひざやひじをすりむきがちなので、肌の露出を抑えた服装がベターです。上は長袖、下はショーパン・タイツなどで肌を保護できます。また、滑り止めチョークの白い粉が体のあちこちにつきやすいので、暗色系の服装がおすすめです。
ボルダリングの場所
山がちな日本は岩場が多く、ボルダリングに適した場所は北海道から沖縄まで全国北から南まで点在しています。人気の高まりから、人工壁も増加傾向にあり大都会でもできる場所も増えています。
ボルダリングは、人工壁の普及でブームに火がついた感があります。アクセスのいい場所にあることが多く、シューズなどはレンタルでき、落ちても床に敷かれたマットが衝撃を和らげてくれます。
自然のボルダリングはクラッシュパットを使いますが、地面は切り株などででこぼこの場所が多いので対策が必要です。野外では、クラッシュパットやゴミは持ち帰る、地元民に人に会ったら挨拶をするなど、最低限のマナーを守るのが正統派クライマーです。